腰が痛くて眠れない方の原因 | 恩多整体院 (東村山市)

腰が痛くて眠れない方の原因

症例・腰痛 | 2018.10.02
こんにちは。
東村山 恩多整体院の小畠です。
今日は寝る姿勢によって痛い人はどこが悪いのか?お伝えしようと思います。

例えば、仰向けで寝ると痛い方は、大腰筋がカチカチに固くなっていて腰椎の前弯が強いことが多いです。
大腰筋は腰椎から大腿骨の付け根に付着する筋肉で、腰を曲げたり、股関節を持ち上げる時に使う筋肉です。
歩くことが少なくなった現代人は大腰筋が落ち気味だといわれており、半数以上の方が萎縮傾向にあります。

ちなみに、腰椎が過前弯しているせいで腰が痛い場合は、膝を軽く曲げてあげると腰椎がフラットになるため楽になることが多いです。
一度お試しください!

逆に、うつぶせ寝が痛いという方もいます。(そもそもうつ伏せが苦しくてできない方もいますが…)
うつぶせ寝で辛い方は、大殿筋が緊張していたり仙腸関節が機能障害になっていることが多いです。
大殿筋はお尻の丸みを作る強大な筋肉です。立つ・歩く・座る…あらゆる場面で使われ、負担がかかっていない人はいません。

大殿筋が緊張すると骨盤を経由して腰椎に負担をかけます。うつ伏せが辛い方はどちらかの足をカエルのような脚のポジションにしてあげると楽になります。
ただ、そのまま寝ると筋肉が固まってしまい、起きる時に痛いですから注意してくださいね(笑)

お伝えしたのは、あくまでも、多いパターンですのでイレギュラーもあります。
ちゃんと検査しないと本当の原因は見つけることができませんので、何か月も痛む場合は自己判断をせずに専門家の元にいくことをお勧めします。

ついでに、朝起きる時に腰が痛い人について。
寝る間は代謝がさがり、血流量が悪くなるため筋肉は固くなります。なので朝痛いのは当然だと思うかもしれませんが、腰痛もちでも朝は平気という方もいます。
これはどういうことなのでしょうか?

起床時に腰が痛い人は、首に原因があることが多いです。

人間はどのような動作でも頭から動くのをご存知ですか?
あまり知られていませんが、頭を固定した状態では、体の動きはほとんどが制限されてしまいます。

頭を支える頸椎が機能障害に陥ると、頭を動かすことはもちろん、以下の胸椎や腰椎も動きが悪くなります。
首はそれほど重要であり、カイロプラクティックの分野では、頸椎を重点的に見る施術者もいるくらいです。

先ほども言いましたが、あくまどもパターンですので、痛みが強い場合は自己判断せずに早めに専門家に見せてくださいね!


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