肩こり、東村山市恩多町在住、20代女性のケース
症例・肩こり | 2017.06.29
■来院された方
吉間様(仮名)、20代デスクワーク
■来院された経緯
以前、整形外科でストレートネックと診断された。
毎日10時間のデスクワークをしているため、肩こりは常に感じていた。
肩こりが辛くなっても、痛み止めや、湿布を使えば良くなっていたが、今回は一週間たってもよくならないため、当院へ来院。
■症状
首の可動域制限。前屈、後屈時に首筋から付け根につまり感や痛みを感じる。
肩こりに伴う頭痛と目の奥の痛み。
慢性的な冷え性。便秘症
■カウンセリング・検査を通しての見立て
猫背に伴う、背筋の緊張、胸筋の硬結がみられる。
頭部前方偏移により、頭蓋骨と第1頸椎を結ぶ筋の緊張。
これらを検査した所、主な原因は、首の付け根の後頭下筋と斜角筋の筋緊張であり、血行障害が起きたせいで頭痛になったのだと思われます。
■施術プラン
冷え性があるため循環器の機能が落ちているのだろうと考え、筋膜リリースに加えて内臓の調整(主に肝臓と腎臓)をしました。(猫背による影響で、肋骨内の臓器には多大な負荷がかかります。)
また便秘や全身の倦怠感もあるということで、消化器系や免疫系を担う肝臓が、今最も疲労しているのだろうと思いました。
■施術経過
【初回~2回目】
目的:筋硬結の緩和、血液循環促進のための内臓調整
後頭下筋、斜角筋をメインにリリース。
結果:とくに症状は変わらず。コリが気になる。
【3回~4回目】
目的:初回と同じ
結果:3回目の施術で頭痛が少し楽になってきた。なんとなく肩も軽くなってきたような感じがする。
ストレートネック用のセルフケアを指導。
4回目で、肩こり頭痛も大分良くなってきた。夕方になると疲れてくるけど、前ほどじゃない。
【5回目】
初回の時の症状はほぼ無くなり、仕事にも支障がないということで、5回目の施術終了後は様子を診ることにしました。
施術者より
ストレートネックの方は近年増えています。長時間のデスクワークやスマホは特に注意です。
できるなら1時間に一回は頚肩回りのストレッチをやることをお勧めします。
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