産後の腰痛 | 恩多整体院 (東村山市)

産後の腰痛

症例・腰痛 | 2018.10.12
こんにちわ。
東村山市の恩多整体院です。

今日は、 産後の腰痛 についてお伝えします。

産後の腰痛は、ママさんたちにとって大敵ですよね。
中腰が出来なくて赤ちゃんの世話が辛いなど、当院にも産後の腰痛にお悩みの方が来院します。

妊娠中は、赤ちゃんの成長に伴い、赤ちゃんのお部屋や産道を確保するために骨盤が開きます。
といっても、基本骨盤はほとんど動かない構造なので、骨盤前面の恥骨結合が多少緩み、仙腸関節の可動性が多少出る程度ですが。


チロキシンというホルモンの作用で、赤ちゃんを産む体に変化するんです。人の体ってすごいですね。

でも骨盤の仙腸関節や恥骨結合は本来は1~2ミリしか動かない関節。
ここが緩んだ状態で、生活するのですから体にはダメージが蓄積するのも当然です。

加えて、赤ちゃんが大きくなると当然お腹が出てきますので、腰椎前面にある大腰筋という筋肉が緊張状態になります。
生活が便利になった日本人の大腰筋はただでさえ落ち気味なのに、妊娠中の大腰筋には常に負担がかかるのです。

このように普段は動かない関節や筋肉に、過剰な負担がかかるためなりやすいのが産後の腰痛です。

私の経験上、一人目よりも二人目、さらに三人目など、お子さんが増えるにつれて産後の腰痛になる方が多いように感じます。
これは単に、二人目以降は体が休まる前にお世話をしなくちゃいけないからだと思われます。

あと、元々の体の柔らかさや、冷えの有無も関係するかもしれません。

産後は、広がった骨盤が自然と元に戻りますが、難産や帝王切開の方は、その戻りが遅くなったりもするようです。
なので産後は骨盤ベルトを使うと、骨盤の戻りが促され腰痛の緩和に効果があります。


それでも日々の家事育児に翻弄され負担がへらず、腰痛にお悩みの方は専門家の元へご相談下さい。

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