歩く時も座ってても痛い坐骨神経痛 東村山市60代男性のケース | 恩多整体院 (東村山市)

歩く時も座ってても痛い坐骨神経痛 東村山市60代男性のケース

症例・腰痛 | 2019.06.05
こんにちは。
東村山市の恩多接骨院です。
今日は症例報告をします。

■来院した方
60代男性 会社員

■症状
臀部~大腿部~下腿部にかけての坐骨神経痛

歩行時や階段を下りる時にビリビリとした痛み、座っている時はジーンとした痛みがある。(特に左脚)

朝症状が強く、日中は微弱になる。特に朝一の動き初めが辛い。

■原因
姿勢:骨盤前傾・腰椎の前弯⧺(反り腰)

柔軟性:全体的に身体が固く、股関節・足関節の可動域制限⧺

仕事内容:デスクワーク中心

運動:週2回ゴルフ

坐骨神経は臀部を通るので、臀部に原因があると思われがちですが、この方の場合は臀部ではなくお腹側の筋肉に原因がありました。

腸腰筋といいますが、腸腰筋は身体の前側を走行し、腰椎~股関節をつないでいます。

デスクワーク中心の方はこの腸腰筋が短縮状態にあるため、腰椎から出る神経を刺激して坐骨神経痛を起こします。

根本的な原因は、骨盤の前傾や腰椎前弯を作っている腸腰筋と大腿部前側の筋肉の短縮なので、それらを緩める施術をしました。

■施術
【初回】:腸腰筋・大腿部前面を中心に施術。股関節のストレッチを毎日するよう指導。

【3回目】:臀部~大腿部の痛みシビレが半減し、階段の下りが楽になった。デスクワーク中の痛みが緩和。

【5回目】:歩行時や階段の下りが楽になったが、朝一の痛みはまだ残る。起床時ストレッチをしてから起きるように指導。

【6回目】:お客様都合で2週間後の来院になったが、セルフケアを毎日2回やって股関節の可動域が改善し、症状の緩和が見られた。

症状は8割方改善し、前回訴えていた朝の痛みもほぼ気にならなくなった。

【施術者より】
正直、症状緩和まで2~3か月くらいかかると思っていました。

でも、ご本人がセルフケアを一生懸命頑張ったおかげで早期改善を実現できました。
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