レントゲンで原因不明の膝の痛み | おんた整体院 (東村山市)

レントゲンで原因不明の膝の痛み

膝の痛み「



こんにちは。
東村山市 慢性痛専門 恩多整体院代表の小畠です。
今日は、先日いらしたお客様の症例について書きます。



概要


3か月前に左膝の内側に痛みを感じる。
きっかけは思い当たらないが、その少し前に右の臀部に痛みとしびれがあった。
坐骨神経痛みたいなものかと放置した所、自然と治まった。



主な症状


歩行痛。(平地でも痛いが、特に階段降りるのが苦痛)
寝ててもジンジンと痛むときあり。
膝を完全屈曲できない。(正座できない)



経緯


整形外科でレントゲンをとったが骨には異常ないと言われる。
湿布では良くならず近所の整骨院に行く。
整骨院では立位姿勢が良くないから膝に負担がかかっているとの指摘を受け、患部の超音波治療をうけた。
2回超音波治療を受けたがあまり効果を感じなかった。

その後は忙しくて通院できず放置。
時間が経過しても膝の痛みが治まらないため、ネットで検索し当院のホームページをみて来院。



私の見立て


鵞足部に圧痛を感じることから、鵞足炎を疑った。
立位にてしゃがむことは困難だが、腹臥位で膝を曲げることは可能。
膝関節よりも、股関節と足関節の可動域が狭いことが気になった。

本人は股関節や足関節の可動域制限は気にしていなかったが、お尻の固さは以前から気になっていたよう。
大殿筋、中殿筋、梨状筋をゆるめたところ、施術前と比べて股関節の可動域が改善。
立位で膝を曲げてもらったところ、大分曲げやすくなったとのことでした。



レントゲン検査は、骨折・脱臼・骨の疾患を調べるのには有効だが、
きっかけが明らかではない痛みや慢性的な痛みの場合、
今回のお客様のように異常なしと片付けられてしまうケースもある。



追伸


レントゲンを撮ることもいいですが、
レントゲンで骨の異常が見つからなかったら、
身体のゆがみを気にしてくださいね。
それが慢性的な痛みを緩和する近道だと思いますので。



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