【当院で健康保険を扱わない理由】
代表のひとりごと | 2021.04.10
こんにちは。
東村山市 慢性痛専門 恩多整体院代表の小畠です。
『健康保険使えますか?』 『保険内で治療お願いします』
この間、久しぶりにこういう問い合わせを頂きましたが
「ケガなら健康保険使えますが、それ以外は保険外になりますよ?」
と伝えると、「じゃーいいです」と電話を切られました。
こういう風に、せっかく来たお客さんを断る接骨院は恐らく少ないんじゃないかと思います。
近年は、この業界も奪い合いですから笑。
でも保険に関してはルールを守りたい派なので、致し方なしだと思っています。
ここ数年健康保険組合が ”柔道整復師の正しいかかりかた” というプリントを出しているせいか、
世間様からは、接骨院=保険を使える, という認識が薄まりつつあるようなので、
個人的には少し安心していたのですが。
この業界の話をすると、健康保険組合が大赤字になっているおかげで、
保険診療を減らして自費診療にシフトする接骨院が増えています。
当院も9割5分自費治療ですが、私が保険診療をやめた一番の理由は、
嘘をつきたくないからです。
実は、接骨院で健康保険を使える科目は、
骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷の5つだけです。要は、 急性のケガだけです。
当然ですが、肩こり・腰痛などの慢性症状は保険の適用外ですし、ぎっくり腰だって適用外です。
ぎっくり腰を腰椎捻挫だと言い張る先生もいますが、その先生のおっしゃっている意味が私には理解できません‥。
話は私の修業時代に遡りますが、
15年前に国家資格を取得して臨床にでた際、私はこの業界にがっかりしました。
首コリを頸椎捻挫と偽り、腰痛を腰椎捻挫と偽ってレセプトを提出しているからです。
悪びれもなくそのようなことをやっているもんだから、
この業界にいい噂がないのもしょうがないかなと思います。
個人的にはちょっと悲しいですがね。
どんな業界もグレーゾーンもあれば、ブラックな面もあるよ、っていえばその通りです。
でも個人的には、納得できないものを我慢してやることはしたくなかったので、
開業してからは(1年目は除き)ケガ以外で健康保険は扱っていません。
その点において、家族には全然理解してもらえませんでしたが。
健康保険を使わないで、それで院がつぶれたらどうする!
家族を養うためにそれくらいの嘘は我慢しろ!
的なことを親からは言われましたが、
不正の人生するくらいなら院はたたみますし、
不正しないで潰れてしまうならそれだけの力量だってことです。
なんだか話まとまらなくなってきたので、この辺にしときます笑。
最後になりましたが、慢性症状に対して保険を使っている接骨院のことを非難しているのではありません。
自分の心が痛まないんだったら、最後までやり通せば?って感じです。
私個人の意見として、ダメだとわかっていることを平然とやったり、
嘘をついたり、後ろめたいことをしてのけるのが嫌だって話です。
そして、このブログを読んでいて
現在接骨院で治療を受けているという方、
気を悪くしてしまったら申し訳ありません。
あくまでも私の独り言ですので、かるーく受け流してくれれば良いです。
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