【右肩のビリビリする痛み】東村山市恩多町在住 40代男性のケース  | 恩多整体院 (東村山市)

【右肩のビリビリする痛み】東村山市恩多町在住 40代男性のケース 

症例・肩こり | 2016.12.21
「初めて経験する、ビリビリする肩の痛みで、腕を切ってほしいくらい辛かった。
8回の治療でほとんど気にならなくなった」


・今までの経過
2週間ほど前から肩こりと体のだるさは感じていた。(しかし、ほっとけば治るだろうと、放置していた。)
当院に来院する2日前の朝、右肩にビリビリする痛みを感じる。(それは、3年前に患ったヘルニアの足の痺れによく似ていた。)
とりあえず、湿布をして仕事へいき、痛みはあるが仕事はできたのでその日は放置。
翌日の朝、右肩の痛みが悪化。腕をぶらさげているのも辛い。
痛みをおして出勤するも、同じ姿勢が辛いので、車の運転も仕事もはかどらない。
黙っているだけでも右肩の外側、三角筋部分に痛みを訴える。
肩関節の可動域検査をみるも、どの可動域も正常で、肩関節には異常を診ることはなかった。
肩をあげると「すごく楽」とのこと。しかし、その姿勢で1分以上は保てない。
首の可動域検査をすると、上をほとんど向けなかった。(伸展制限、約20度くらい)
「首の悪さはいつごろからですか」と聞くと、「わからない」と回答。普段はあまり気にしなかった様子。
首は伸展と回旋時痛を強くうったえ、右手の握力の低下を認める。

・当院の診立て
この患者様は、右肩甲骨が挙上し、首や肩関節周辺の筋肉に異常緊張を認めました。
検査の結果、主な原因は、斜角筋という頸椎から肩甲骨をつなぐ筋肉の緊張で、斜角筋の間を通る腕神経叢という
神経の塊を圧迫したため、神経の支配領域に痛みがでたのです。
硬結になった右斜角筋を押圧すると、痛みとしびれが増悪しました。

なぜ、この筋肉が緊張してしまったのか?
それは、この患者様の仕事内容が主な原因です。電線の塊(約30キロ)を右肩にかけて、移動することがよくあるそうです。
毎日のように片側に重いものをかけたことで、斜角筋が疲労し、固くなってしまったのです。
この筋肉が固くなると、首の可動域が狭くなり、首筋の痛み、肩こりなどが出て辛いのですが、毎日のことなので、体が慣れてしまっていたようですね。
もっと不調に早く気づけばここまで重くならなかったのですが…
この症状は、深層にある腕神経叢が絞扼された結果ですので、固くなった斜角筋を緩め、神経を解放すれば改善しますよと説明しました

・どんな施術をして、どのくらいの期間かかったのか?
初回と2回目は、痛みの主な原因である、斜角筋のリリース。また、サブの原因が母指球から小胸筋をつなぐアームラインでしたので、そこを中心にゆるめました。
硬結が強く、ほぐれるのに少し時間を要しましたが、2回の施術で痛みは半減。
しかし、腕を同じ肢位にしているのが辛く、何度も腕を上げたり、下ろしたりしていました

3回目。痛みはまだ気になるけど、運転はしやすくなった。2時間運転すると痛くなってくる。と言っていました
斜角筋をより緩めるために、超音波治療を加え、前回と同じ施術をしました
2回目で教えた首のセルフケアを時間が許す限りやっているようで、上が向きやすくなったと言っていました。

4回目。3回目以降、仕事がハードになり、斜角筋の固さが戻る。
今週は忙しいというので、戻りを防ぐため、斜角筋につながる筋膜と腎臓の調整をしました。

5、6回目、山はこえたが、ハリが残る。予想していた通り、停滞期に入る。痛みは10→4。
歪みの状態、仕事内容から、この停滞期は予想の範疇。

7回目、ハリ、痛みは10→2まで下がる。
運転中も、仕事中もほとんど気にならなくなり、喜んでおられました。。
首の可動域も正常まで戻り、予定通り、次回の治療で卒業とお話ししました。

8回目 症状の戻りもなく、日常生活にも支障がないため、一旦終了としました。
   1か月後の予定が立たないため、メンテナンスは希望せず。
   この状態をできるだけキープするために、セルフケアを継続するようにアドバイスしました。

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