【ぎっくり腰】東村山市在住 60代女性のケース | 恩多整体院 (東村山市)

【ぎっくり腰】東村山市在住 60代女性のケース

症例・腰痛 | 2017.03.23
「ずっと以前からあった腰の重さもすっきり取れました。」

・今までの経過
約30年前(学童保育のお仕事)から、腰の重さは気になっていた。
現在は週2回程学童の手伝いをする程度。
3日前の起床時、布団から起きられなくて、整形外科に受診。
ぎっくり腰と診断され、痛み止めと、湿布、コルセットを出されたが、
当院に来るまで痛みはほとんど変化なし。
以前病院に肩こりで通院した際、ストレートネックと診断。
ぎっくり腰の2日後から、首と肩の痛みが強くなった。
体幹前後屈不可、靴下履く時に左脚を持ち上げられない。

・当院の診立て
痛い所を教えてもらい、圧痛、スパズム、硬結、熱感を診るも、腰に所見は見あたらなかった。
ぎっくり腰後から、首肩の痛みが強く成ったというので、
首の検査をしてみたところ、前後屈痛がみられました。
詳しく検査をしてみたところ、この患者様の原因は、
第1頸椎と頭蓋骨に張っている筋肉の歪みが原因だということがわかりました。

腰が痛いのに、なぜ首が原因なのか?

この患者様の疼痛部位は仙骨部でした。
しかし、圧痛も炎症所見もなく、動作痛のみがあります。
人体にはジンクパターンという法則があり、仙骨と、頭蓋骨の後頭骨がリンクしています。
後頭骨に付着する後頭下筋という筋肉が歪んでしまうと、
仙骨をゆがませてしまい、痛みを起こすことがあります。
この方は、ストレートネックですので、日常的に後頭下筋にストレスがかかっていたのだろうと予想されます。
なので、後頭下筋をはじめ、首の調整をすれば、ぎっくり腰の痛みは軽減しますとお伝えし、施術をしました。

・どんな施術をして、どのくらいの期間かかったのか?
初回。後頭下筋を中心に首周辺を筋膜リリースで緩めました。
ストレートネックには猫背もつきもので、この患者様も例外ではなく、
広背筋の緊張が首の可動域を制限していましたので、広背筋も調整しました。

2回目。前回の施術後、好転反応あり。
右肩と右臀部が重だるくなったが、一晩寝ると楽になる。
痛みが半減し、少しずつ動けるようになってきた。
ロキソニンを飲まなくても平気になったが、ハリは感じるようです。

3回目。痛みはほとんどなくなったけど、重さとハリはまだ感じる。
約30年前から腰の重さはあったので、それが体に定着しているのだろうと思います。

4回目。ハリが徐々になくなってきた。
靴下を履いたり、かがむのもほとんど支障ない。

5回目。腰痛と頚肩の痛みが取れましたが、右手の古傷が痛んできました。
昔、犬の散歩中に痛めたようです。
病院に行かず、以後慢性的な痛みがありましたが、最近、痛みが強くなったようです。
原因は、母指対立筋という物をつまむ際に使う筋肉がカチコチに固まったことが原因でした。
ケガをした際はすぐに固定をして、固定後はリハビリをするのが早く治す方法なので、
皆さんは放っとかずに病院や接骨院に行きましょうね!

6回目 腰痛と首痛は経過順調なので、維持するためのケアをつづけました。
右手は母指対立筋とそれにつながる筋肉をゆるめました。

7回目、8回目 今回はぎっくり腰の治療がメインで、右手の方はまだ痛みは残りますが、今回で一旦終了としました。

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