【ぎっくり腰】 東村山市恩多町在住 60代男性のケース | 恩多整体院 (東村山市)

【ぎっくり腰】 東村山市恩多町在住 60代男性のケース

症例・腰痛 | 2016.12.13
「ぎっくり腰になって、靴下をはくのも、布団から起きるのも辛かったが、
8回の治療で痛める前よりも良くなった」


・今までの経過
30代くらいに、L4のすべり症と診断される。
当時は、起きあがれないほどの腰痛で1か月ほどの入院。退院後は、痛みは消え、腰の不調はそれほど感じなかった。
半年前に、当院で首の治療を受けている。吐き気や頭痛も併発していた。
最近、運動不足解消のため毎日1時間ほど歩いていて、脚のだるさ・腰の重さを感じていた。
初診前日、床の上で横になってテレビを見ていた際、2時間くらいうたた寝をした。目が覚めて起き上がろうとしたところ腰の激痛で起き上がれず、翌日になれば落ち着くかと様子をみたが、変わらなかったので、翌日当院に連絡、受診した
前屈痛。靴下を履けない。膝を曲げて仰向けで寝ると楽。寝返り、起き上がりが辛く、時間がかかる。
趣味は読書。2日に1回は図書館に行き、数誌の新聞を見るのが好き。

・当院の診立て
この患者様の姿勢は、左骨盤が下がり、左の肩甲骨が挙上。
左下肢の筋膜に引っ張られ、左の腰の筋肉が緊張していました
検査の結果、主な原因は、運動不足解消のため始めたウォーキングの疲労がたまったせいだと思われます。
さらに、疲労が重なり、固くなってしまった筋肉にさらに追い打ちをかけたのが、床の上のうたたねだと思われます。
固い床の上で2時間ほど寝て、無意識に力が入りさらに筋肉が緊張し、起き上がろうとした際にその動きに筋肉が対応できなかったのでしょう。
その固くなった筋肉は、腰方形筋と大腰筋という、体幹周りで重要な筋肉です。
これらの筋肉を中心に週2回、1か月の治療で現在の痛みの解消と、症状の戻りの防止をできますと患者さんに説明し、治療を開始しました。

・どんな施術をして、どのくらいの期間かかったのか?
初回と2回目は、痛みの主な原因である、腰方形筋と大腰筋に施術をしました。
症状の戻りの防止のためにもそれにつながる細かな筋肉も調整してます。
2回目の際、まだ痛みはあるが何とか前屈ができるになったと言っておりました。
起床後の起き上がりが痛く、寝返りも意識しないと怖いという事でした。

3回目。起き上がりや、寝返りの動作痛があるということで、腰ではなく、首の検査を実施。
半年前に頚の痛みで当院へ通い、今は辛くないとおっしゃっていましたが、左回旋の可動域に問題がありました。
起き上がりや寝返りの際は、動作の初めは頭から動きますので、頸椎の動きに不具合があると、そこから下の胸椎、腰椎に負担がかかります。
よって、今までの治療に加え、頸椎の運動にかかわる筋肉を調整し、様子を診ました。

4回目、寝返りが前回より改善したと喜んでおられましたので、3回目と同じ施術をしました。

5回目、なんとなく腰のハリ感は感じるが、痛みはほとんどなし。ただ、施術後に起き上がる時に腰に力が入らないのは何で?という質問を受けました。
その理由は、人は、ある程度体に緊張感を持たせて動いています。今まで、体をケアしなかった今回の患者さんは、体がガチガチの状態が動きやすかったのでしょう。施術で筋肉を緩めると、自分の体では無いように感じたようです。
患者様には、施術を続けて、体の良い状態を脳にフィードバックすれば問題ない事、あと、そのガチガチの状態をこのまま放っておくと、また同じことになるので、しっかり緩めた方がいい事を説明しました。

6回、7回目 筋肉が緩み、本人もとても調子がいいと喜んでおられました。
7回目は施術後の起き上がりも腰に力が普段通りに入るようになったようです。脳にフィードバックできたようですね。

8回目 症状の戻りもなく、日常生活にも支障がないため、一旦終了としました。
   1か月後のメンテナンスまでに毎日セルフケアをするようにアドバイスしました。

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