症例・トレーニング後から1か月続いた腰痛 | 恩多整体院 (東村山市)

症例・トレーニング後から1か月続いた腰痛

症例・腰痛 | 2019.06.19
こんにちは。

東村山市 慢性腰痛専門の恩多整体接骨院です。

今日は症例報告をします。


■来院した方

40代主婦


■経緯

一か月前、ラットプルマシンで広背筋のトレーニング中に右腰を痛める。

当時は前屈するのも辛く、トレーニングで捻ってしまったのかと思っていた。

1か月前よりも前屈痛はおさまったが、立ち仕事中や座っている時のじんわりとした痛みが消えず、
内臓の病気とかが潜んでいるのではないかと心配になり来院した。


■原因

姿勢や動作に問題はなく、関節可動域検査をしたが、股関節や頸椎にも問題はなかった。

他の関節を動かしたところ、右手首の可動域が悪いことが判明。

本人に聞いたところ、3年くらい前に雪道で転倒し骨折したとのこと。

長期にわたってリハビリを受けたが手首の可動域は元に戻らず、手首は完全にそらすことができない。

これは前腕屈筋群の短縮によるものですが、実はこれが今回の腰痛の原因でした

前腕の屈筋群は広背筋に繋がり、広背筋は骨盤を介して中殿筋と繋がります、
そして今回の症例は、前腕の屈筋群の短縮によって中殿筋が緊張してしまい、腰に関連痛を起こした症例です。


■施術

【初回】前腕の筋肉を重点的に緩め、中殿筋も少し緩めました。
    自宅で前腕のストレッチをするよう指導しました。

【2回目】1週間後来院。立ち仕事中や、座っている時のじんわりした腰痛が8割方緩和。
     毎日前腕のセルフケアをやったとのこと。

【3回目】1週間後来院。

     前回の残りの痛みも全く気にならなくなった。

     手首の可動域は完全ではないが、セルフケアを続けて様子を見るとのことで卒業としました。


【施術者より】
本人は内臓関連では無かったことに安心してましたが、腕が関係していたことにとてもビックリしていました。

今回のように過去のケガや手術の既往が原因になることもあります。

手首の可動域はまだ完全ではありませんが、そのままで行くと腱鞘炎や五十肩になるリスクもあるので、しっかりセルフケアを続けてほしいと思います。


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